二つのコンサート
投稿日:2026/06/20
最終更新日:2026/07/15
3月29日(日) 所沢文化センターミューズ アークホール
【サー・アンドラーシュ・シフ ピアノコンサート】

彩歌の大好きなのシフのコンサートに行って来ました。
以前、シフのコンサートに行きその素晴らしさに感動。またあの感動に触れられると今回は生徒さんも誘い、ワクワクして出かけました。
静寂。奥深く神聖な響き。全く力みを感じさせず、本当に鍵盤に触れているのかと思うような演奏なのですが、その音は空気を大きく震わせ、何とも言えない心地よさを与えてくれます。
《プログラム》
前もって曲目は発表されずシフ自身が曲目を読み上げて演奏するという珍しいスタイルでした。
ゴルトベルク 変奏曲のアリア
バッハ フランス組曲 第5番
ハイドン ピアノソナタ ハ短調
モーツァルト 幻想曲 ハ短調 K475
モーツァルト ロンド イ短調 K511
ベートーヴェン ピアノソナタ15番「田園」
★★‐‐休憩‐‐★★
(自ら「20分休憩」と告げる)
シューベルト
アレグレット D 915
ピアノ小品 Ⅾ941-1
即興曲 D 899‐3
ハンガリー風メロディー D 817
ベートーヴェン ピアノソナタ30番
その後 たくさーんのアンコール曲が続きます。なんと7曲。
・・演奏を聴き終えて・・
静かに、そしてシンプルにメロディーを奏でているのに曲の表情は目まぐるしく変わっていく。
あらためて 凄いなー!!と感じました。
6月14日(日)所沢文化センターミューズ アークホール
【ブルース・リウ ピアノコンサート】

2021年 第18回ショパン国際コンクール。他の演奏者たちにも人間味溢れる素晴らしい演奏があり、心を動かされたのですが・・・ブルース・リウ(第1位)の演奏をきいた瞬間、「なんだこれは!」と思わず引き込まれました。
人間技とは思えないほどの自然で鮮やかな指の運びなのですが、決して技巧をひけらかすものではなく、どの音にも意味と美しさが感じられました。
「そんなリウの演奏を生で聴ける!」と、とても楽しみにしていました。
《プログラム》
リゲティ ピアノ練習曲 第1巻第4番 ファンファーレ
ベートーヴェン ピアノソナタ第14番op.27-2「月光」
ショパン ノクターン第7番op.27-1、第8番op.27-2
ラヴェル 「道化師の朝の歌」
★★‐‐休憩‐‐★★
ドビュッシー 「夢」
ベートーヴェン ピアノソナタ第21番op.53「ワルトシュタイン」
モンポウ 「月の光」によるグロッサ
アルベニス 〈イベリア〉第1巻第2曲「港」(エル・プエルト)
リスト スペイン狂詩曲
アンコール曲
・・演奏を聴き終えて・・
安定感のある演奏は時には無難さや退屈のつながるのですが、リウの演奏は真逆。完璧なコントロールの中に自由さと生命力があふれていました。パフォーマンスとしての誇示や自己満足がなく、リウと音楽が完全に一体化している感じでした。
感動の1日でした。